投資を始めたいと思っている方の中には、まずは投資信託から!と思いの方は多いのではないかしら?
でも投資信託と言ってもその数約5,000〜6,000種類。
なので今回は、投資信託を選ぶ際のポイントをお伝えするわね!
- 投資信託とは何かが分かる
- 投資信託の選び方が分かる
- レベルの高い情報を受け取る方法がある
Contents
投資信託とは?
投資初心者には投資信託がオススメと言われるけど、そもそも投資信託の事は理解しているでしょうか?
投資信託とは、投資家から集めたお金をひとつにまとめて、運用のプロが株式や債券などに投資し、得られた収益を投資家に分配する仕組みのこと。
つまり、
ということ。
ファンドとは日本語で「基金」の意味。集めたお金のことね。その集めたお金をプロが運用するのが投資信託。
運用を担当するプロのことを「ファンドマネージャー」と言うのよ。
投資信託の仕組みは以下の記事で詳しく書いたので、割愛させてもらうわ。
金融庁が調べた調査では、約半数が投資信託で損失を出しているという調査結果があるの。
そうね、選び方はとても大事。
次の章では投資信託の選び方のポイントをお伝えしていくわね!
投資信託の選び方
では早速、投資信託を選ぶ際のポイントをお伝えするわね!
- 投資目標を決める
- 投資信託のタイプを決める
- 費用(コスト)をチェックする
- 純資産残高をチェックする
- 信託期間をチェックする
- 分配金の有無をチェックする
それぞれ順番にみていきましょう!
投資目標を決める
投資目標を決めることは投資をする上でとても重要!なぜなら、その目標によって必要資金や運用方法が変わってくるから。
次のステップである「投資信託のタイプを決める」ことにも繋がるわ。
投資の目標とはたとえば
- 老後資金
- 教育資金
- とにかく資産を増やしたい
など、なんでもOK。
どれくらいリスクが取れるのか把握すること。
投資信託のタイプを決める
投資の目標が決まったら、まずは大まかでいいので、自分が何に投資をしたいのか決めましょう。
たとえば「日本株式」「日本債券」「外国不動産」などと言った大きな枠ね。
投資信託の運用先は様々。国内外なのか、投資対象はなにか、といった感じにね。
大切なお金を運用してもらうのだから、どこに幾ら投資をするのか、その投資先のリスクはどれくらいあるのか、自分のリスク許容度はどれくらいあるのか把握して投資をするようにしましょう。
投資におけるリスクとは「振れ幅」のことを言うの。リターンが高いと言うことは、その分下がる振れ幅も大きいということなのよ。
- リターンの変動幅が小さいもの→「リスクが低い」
- リターンの変動幅が大きいもの→「リスクが高い」
リスク許容度については以下の記事を参考にどうぞ。
ちなみに、複数の資産を組み合わせた投資信託もあるのよ。それがバランスファンドと言われるもの。
バランスファンドとは、国内外の株式や債券、REITなど、複数の資産に投資する手法で、リターンは少ないが、リスクも低い、安定した投資方法のことをいうの。
複数の投資対象に分散投資することで、リスクを抑えた資産運用が行えるのよ。
大まかな投資先を決めたら、次は運用手法を決めましょう。
投資の運用方法は主に2つ
- インデックス運用
- アクティブ運用
インデックス運用とは
インデックス運用は、ある指数(例えば日経225やS&P500など)に連動した動きを目指す投資手法のこと。指標を「ベンチマーク」とも言うんだけど、このベンチマークは株だけでなく不動産(REIT)や債券などもあるわ。
ベンチマークに連動するように運営するので、幅広い銘柄に分散投資することが可能よ。
たとえば、日経平均株価に連動するインデックスファンドの場合、下の図のように日経平均株価と同じ動きをするように運用されているの。
出典:NIKKEI STYLE
日経平均株価って、日本を代表する会社225社の平均でしょ(厳密に言うと平均ではないが)。日経平均株価に連動するインデックスファンドに投資をすると言う事は、その225社に投資をしているのと同じ事と言えるの。
個人が225社の株価を買おうと思うと、いくら資産があっても足りない。それをかなえてくれるのがインデックス運用(インデックスファンド)。
しかも、指標(ベンチマーク)が決まっていてその指標と同じ銘柄を選べばいいので、運用コストもかからない。だからインデックスファンドは手数料が低いことが多いわ。
アクティブ運用とは
アクティブ運用とは、インデックス運用よりパフォーマンスの高いものを目指す投資手法のこと。
投資のプロ(ファンドマネージャー)が相場感や運用方針に基づき、銘柄や投資割合を決定する投資信託のこと。
どのくらいのリターンを目指すのかはファンドマネージャー次第。
なので、もしアクティブファンドを選ぶ場合は、想定リターン(リスク)や運用方針を必ず確認しましょう(目論見書で確認可能)。
因みに、アクティブファンドはファンドマネージャーが銘柄を選んだり、市場を分析したりと人件費がかかっている。なのでインデックスファンドより手数料などの運用コストは高くなる傾向にあるわ。
まとめると、大きく分けてファンドの種類は3つ!
- インデックスファンド
- アクティブファンド
- バランスファンド
上記の様に、投資信託は特徴別に分類することができるの。
それぞれの種類を理解し、自分の投資目的にあった投資手法を選ぶのがベスト!
費用(コスト)をチェックする
一般的に投資信託では、買う時・保有時・売る時の3回コストがかかるの。
買う時 | 販売手数料 投資するときに支払う手数料 最近ではこの手数料がないファンドも多くある(ノーロードと言う) |
---|---|
保有時 | 信託報酬 資金管理、運用をしてもらうために支払う手数料 |
売る時 | 信託財産留保額 解約する際に支払う手数料 |
特に保有時にかかる信託報酬は、投資信託を続けている間中かかる費用なので必ずチェックするように。
販売手数料は販売会社によって変わってくるので、こちらも必ずチェック!ちなみに、ネット証券大手のSBI証券と楽天証券は、全ての投資信託の販売手数料を無料としているの。このように販売手数料がかからないことを「ノーロード」と言うのよ。
たかが数%の手数料と言えども、リターンが減ってしまうのはイヤよね。なのでコストはしっかりと確認するようにしましょう。
純資産残高をチェックする
純資産残高は、その投資信託の規模を表しているわ。規模が大きいと、投資信託を安定的に運用することができる。純資産残高は最低でも45億円以上あることが望ましいわ。
純資産残高は運用会社のHPで確認することが可能よ。
ちなみに、純資産残高をみるポイントは規模だけでなく、右肩上がりに増えているかもチェックするといいわ。こちらも運用会社のHPで確認が可能。
緑色が純資産残高の合計。右肩上がりに増えているのが好ましいわ。
信託期間をチェックする
運用期間が決まっている投資信託もあるので、信託期間(投資信託が運用される期間のこと)も必ずチェックするようにしましょう。
できれば信託期間が無期限、もしくは長期のものを選ぶ方が良いわ。
なぜなら、売却のタイミングをこちら側でコントロールすることが出来るから。たとえば、3年後に償還される投資信託を持っていて、3年後に金融ショックが起きた場合、暴落した価格で償還されてしまいかねない。
投資では出口戦略が大切このブログでも何回かお伝えしていますが、出口がこちら側でコントロールできないのことは不利と言えるわ。
信託期間に関しても、運用会社のHPで簡単にチェックできるので必ず確認すること。
分配金の有無をチェックする
毎月分配金がもらえたら、最高よね。
だけどね、分配金ありの投資信託はオススメしない。
積極的に資産を増やしたいと思っているのなら、複利の効果(プラス時間)を見方につけるべき。
毎月分配型の投資信託って信託報酬も高かったりするから、お金を増やす運用対象としては適切ではない。
分配金を「受取型」か「再投資型」か選べる投資信託もあるので、ここは迷わず「再投資型」を選ぶようにしましょう。
人気のある投資信託
投資信託の選び方はご理解していただけたかしら?
選び方は分かっても、実際に人気のある投資信託がどれなのか知りたくないですか?
それぞれの運用会社で簡単に確認することができるわ^^
今回このサイトでは、下記の上位ファンドを紹介するわね。
- SBI証券:月次買い付けベスト3
- 楽天証券:月次買い付けベスト3
- 人気投資ブロガーが選ぶ投資信託ベスト10(Fund of the Year2020)
SBI証券と楽天証券のランキングに関しては、月次であるため変動があるので、参考程度にみてくださいね(最新のランキングは運用会社のHPにて確認ください)。
1位 | SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド |
---|---|
2位 | eMAXIS Neo 自動運転 |
3位 | SBI日本株4.3ブル |
集計期間:2021/1/4~2021/1/29
出典:SBI証券
1位 | eMAXISSlim米国株式(S&P500) |
---|---|
2位 | 楽天・全米株式インデックス・ファンド |
3位 | eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー) |
集計期間:2021/1/4~2021/1/29
出典:楽天証券
では、人気投資信託系ブロガーはどんな銘柄を選んだのでしょうか。
1位 | eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー) |
---|---|
2位 | 〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ外国株式インデックスファンド |
3位 | バンガード・トータール・ワールド・ストックETF(VT) |
4位 | セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド |
5位 | ひふみ投信 |
6位 | eMAXISSlimバランス(8資産均等型) |
7位 | eMAXISSlim先進国株式インデックス |
8位 | eMAXISSlim全世界株式(除く日本) |
9位 | eMAXISSlim米国株式(S&P500) |
10位 | 農林中金〈パートナーズ〉長期厳選投資おおぶね |
このような結果に。やはりS&P500や全世界株式は人気ね。
S&P500や全世界株式については下記の記事を参考にしてみてね。
(無料で)さらに詳しく知りたいなら
投資信託の選び方や人気の投資信託についてお伝えしてきたけれど、
まだ物足りない!もっと詳しく投資信託の選び方を知りたい!という方にはぜひこの無料セミナーを受けてほしいわ。
と言うより、メインはセミナーではなくて、セミナーを参加することでもらえる特典!
この投資信託完全攻略ガイドが、想像以上に完全(パーフェクト)過ぎて驚いたわ。
これは、もらっておいて絶対に損はしない。この記事の数倍、何十倍、投資信託の選び方について解説していた。そして読みやすい。
ここでシェアできないのが残念すぎるくらい。。
正直、セミナーは特典の受け取り方だけ聞けばいいのではないかと(こんなこと言ったら怒られそうですが^^;)。それほどにオススメできる「投資信託完全攻略ガイド」だったのです。
クリックするとこんなページに飛びます↓
このスクールのイメージキャラクターは武田鉄矢さんらしいです。今知った。笑
まとめ
今回は投資信託の概要から選び方、さらに上級者には特典がもらえるセミナーをご紹介しましたが、参考になるものはあったかしら?
投資信託は投資を初めてする人にも向いている、投資商品なので、ぜひ失敗を恐れずに投資をスタートしてみてくださいね。
以前書いた以下の記事もご参考にどうぞ^^
投資信託 選び方