ファイナンシャルプランナー(FP)2級の試験を受験し、無事合格しました!
こちらが合格証書↓
限られた勉強時間を有効に活用し(と言うより勉強をスタートしたのが遅かっただけ^^;)、独学でファイナンシャルプランナー(FP)2級の試験に合格することができました。
今回は、私が実際に行った勉強方法と、勉強時間、使用したテキスト等をご紹介していきます。
因みに、私が真剣に勉強した期間は3週間ほど。それも仕事をしながらの勉強でした。
一般的に言われている、FP2級に合格するための期間は3ヶ月間。約3分の1の勉強時間でどう合格出来たのかをお伝えしていきます。
- FP2級に合格するための勉強方法が知りたい人
- FP2級の試験を受ける予定だが、勉強時間を確保できない人
- FP2級の試験が近づいてきて、焦っている人
- 最短で合格したい人
因みに私は
※FPに関して知識がゼロだったわけではないことに注意してください。
Contents
FP2級に合格するには150〜200時間の勉強が必要
一般的に、FP2級に合格するにはおおよそ150時間〜200時間の勉強が必要と言われています。
そうね。たとえば、毎日2時間・毎日3時間の勉強時間で、何日かかるのか表したのが、下の表よ。
150時間 | 200時間 | |
毎日2時間勉強 | 75日(約2ヶ月半) | 100日(約3ヶ月) |
毎日3時間勉強 | 50日(約2ヶ月弱) | 67日(約2ヶ月強) |
毎日2〜3時間勉強しても、最低で2ヶ月(8週間)は必要と言うことになります。
ではこれから実際に、私が行った具体的な勉強方法や、FP2級合格のために使用したテキスト等を紹介していくわね。
FP2級のために使った参考書代は2,500円程度
私は独学でFP2級に合格できたので、かなりお安い金額で収まりました。
と言うのも、FP3級のテキストを既に持っており、FP2級のテキストは必要ないかなと思ったから。笑
↑この判断は正直、一か八かだった。合格した今だから言えるけど、特段テキストは必要ないと感じたわ(ちゃんと勉強したい方はテキストも読み込んでくださいね)。
因みに、私がFP3級受験の際に利用していた参考書はこちら。
この参考書は、今回のFP2級の勉強の際にも活用させてもらったわ。
そして、FP2級の資格試験のために買い足した参考書類は下記の2つ。
- 5月試験をあてる TAC直前予想(税込み 2,200円)
- どこトレ FP2級学科 過去問題集(税込み 400円)
→スマホアプリ(結果的に使わなかった)
で、購入した「2020年5月試験をあてる」テキストを破棄して「2020年9月試験をあてる」を再度購入しようか考えたんだけど(下記写真)、結局買わずに5月用のテキストを使いました。
それでも問題なく合格することが出来ました^^
それと、過去問が解けるアプリを購入したんだけど、これは正直必要なかった。。
なぜなら、出てくる問題にマルバツで答えていくんだけど、答えの確率が圧倒的に「◯」が多い(気がした)から。「×」だと、何が違うのか解説が付くでしょ。でも「◯」だと解説がつかない。あまり勉強にならないと感じてしまったのよね(あくまで個人的意見です)。
なので、このアプリは途中からほとんど使いませんでした。
と言うことは、今回私がFP2級の勉強で利用金額は
5月試験をあてる TAC直前予想(税込み 2,200円)
のみ!
実質2,200円でFP2級へ合格することができたわ。
因みに過去問は無料のサイトを活用させてもらいました(後ほどご紹介します)。
3週間の独学で一発合格した勉強方法を詳しく紹介
では、ここから気になる本題へ。
約3週間という短い期間で、どうやって資格勉強をしたのか。
一言で言うと、
\過去問を解きまくる!/
これに尽きますね。正直私は、ほぼ過去問しか解いていません。
と言うより、参考書を読む時間を確保できなかった。。
約3週間で合格した勉強の手順
FPの試験は、「学科」と「実技」の2つの種類があります。
それぞれ、以下の6パートに分かれているんです。
- ライフプランニングと資金計画
- リスク管理
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業継承
学科は4択なので、最悪どれか選べば当たる可能性があるけど、実技は筆記試験なのでそういう訳にはいかない。そう思った私は、実技の勉強から始めたの。
3週間の大まかなスケージュールは以下の通り。
実技の勉強方法
まず、購入したテキスト「試験をあてるTAC直前予想」にある「計算ドリル」から開始。1日1科目勉強し、 合計6日間。
しかし、ここで諦めていたら試合終了。私がやった方法は、
↓
解き方を理解する
↓
公式等を暗記する
↓
もう一度答えを見ずに解く
↓
次の日、前日に暗記した公式等を何も見ずに書き出す
(忘れていたらもう一度暗記)
という順番で勉強をしました。
実技は公式などを覚えていないと、そもそも解けない。だから私は、3週間の勉強期間中に、思い出したら公式を書き出すことを頻繁にしていたんです。
たとえば
- 債券の利回りの計算式
- PERの計算式
- 自己資本比率の計算式
- 終価係数・現価係数など、各係数の違い
などなど。実技で頻繁に出てくる問題で利用する計算式は徹底的に暗記。そのおかげで公式が頭に定着していきました。
1週目に計算ドリルを終了させ、1週目と2週目で暗記をし、3週目に実技の過去問をひたすら解く。
これで実技は問題なくクリア!
学科の勉強方法
学科は「試験をあてるTAC直前予想」についている「直前つめこみノート」をまず読み込む(写真右側)。
試験でよく出題される内容が綺麗にまとめられていて、とても良き。
勉強する範囲を1日1日科目と決めていたので、その日の科目のみ読み込み、その後、過去問を解き始ました。
最初は有料のアプリを使い解いていたけれど、身にならない事に気付き、早々とアプリを切り捨て、無料の過去問サイトへ移行。
無料で過去問を解けるサイトが「お金の寺子屋」さんのサイト。
もうね、このサイトがなければ私は合格していない。と言ってもいいくらい、活用させてもらいました!
何が良いかって、問題の下に答えがあるんだけど、黒塗りで隠されていて、タップすると答えが出るようになっているの!そして正解ではない選択肢には、なぜ正解ではないのか理由が書いてあるので、かなり勉強になる!知識が身につくとんですよね。
回答を読んでも理解できない箇所は、先ほどの「直前つめこみノート」で確認。それでも理解できない場合は3級の参考書を引っ張り出し、そこから理解を深める。
それでも理解できない場合は、ネットで検索か、YouTube、私の場合はオンラインマネースクールに通っているので、その学校の動画を視聴して、問題の内容を理解していったわ。
で、「お金の寺子屋」さんでは、過去8回分くらい過去問が集録されているのね。6回分くらいやれば、7〜8割解けるようになります。
ここは覚えておきたい!という箇所は「直前つめこみノート」へ直接記入していく。そうすると後で見返した時(試験直前とか)かなり役に立つ!
試験直前の勉強方法
試験直前(試験1〜2日)は時間を測りながら、予想問題集を解いたり、苦手な科目の過去問を解いたりしました。
正直に話すと、私は試験の本当にギリギリ(試験当日の朝方まで)過去問を解いていた。笑
そう、睡眠時間は約1時間。先ほどのスケジュール通りに進まず、予想問題集に手をつけたのが遅くなってしまい。。まだ解きたい!と思ったらビックリする時間になってしまっていたのです。
という感じで実技・学科の勉強を終え、いざ試験当日(ドキドキ)。
試験当日、持っていった参考書(かなり身軽)
いよいよ試験当日。
ほぼ徹夜明け(自業自得)の私が持っていった参考書は「直前つめこみノート」のみ!
覚えておきたい箇所は自分で追記しているので、これだけで大丈夫でした。と言うより、試験会場ではあれこれ勉強できないので、これくらいで十分ですね。
因みに、私が受けた試験会場はこんな感じだったわよ。綺麗!
お水は持ち込みOK!試験中飲んでも問題ありませんでした。ただし、炭酸入りの飲み物は禁止されていたので、注意してくださいね。
約3週間の勉強期間、試験終了後の手応えは?
まず学科試験を先に受けるんだけど、正直手応えは半々。受かるか受からないか50%くらいの自信度。
なぜなら、学科試験では、過去問にないような問題が数問あったから。だからこそ、過去問で解いた内容は絶対ミスをしない!と言う気持ちで挑んでいたし、ミスはしていませんでした。
学科試験が終わった後、お昼休憩があるんだけど、私はそのお昼休憩中に学科試験の答え合わせ(非公式)をしました。その答え合わせももちろん「お金の寺子屋」さんにて。
FPの試験では、6割以上正解していれば合格となるのね。
お昼に採点した仮の点数では、無事に6割を越えていたので、学科試験はクリアしたな。と気持ちに余裕をもち、次の実技試験に挑むことができました。
実技試験は、過去問を解きまくっていれば解ける内容がほどんどだったので、受かる自信は100%ありました。手応えありまくり。
まとめ
結論としては
3週間の勉強期間でFP2級は合格することができる
→学科試験は少しギリギリ
→実技試験は過去問を解きまくれば合格可能
と言うことができます。
私の勉強方法を参考に、FP2級に挑んでみてくださいね。
ただし、ちゃんと勉強する事に越したことはないわ。私のように直前ギリギリになって焦らず、ゆとりを持って勉強するように段取りしてみてくださいね♪