未知の世界への一歩は、誰でも踏み出しにくい。
特に「投資」となると、大切なお金が絡んでくる。そうなると、余計に最初の一歩が踏み出し辛いのよね。
投資への一歩を踏み出せられないのは、あなただけではないわ。偉大なる投資家だって、最初はそうだったはず。
今でこそ投資に対して免疫がついている私も、当初は始めるまでかなり時間がかかったのよ。
でもね、今は投資をしない方がリスクが高い時代。だから私は投資を推奨するし、投資初心者の心のよりどころになれるサイトを目指しているの。
今回は、投資への一歩を踏み出せられない方向けに
投資を始められない理由を深堀し、その解決策を導き出そうと思うわ。それと、なぜ投資をしないことが時代遅れなのか、という事も一緒に解説していくわね。
Contents
投資をしない理由を考えてみる
まず、なぜ投資を始められないのか、投資をしない理由をいくつか考えていきたいと思うわ。
私が感じたのは以下の4つ。
- 人間は現状維持を求める生き物である
- 貯金さえ出来ていれば良いという考えが根付いている
- 投資をするのはお金持ちだけだと思っている
- 投資は怖いと言う思い込みがある
人間は現状維持を求める生き物である
そもそも私たち人間は、現状維持を好む生き物。
そうなの。それが人間の本能であり、新しいことへのチャレンジは勇気がいることなの。これを現状維持バイアスというのよ。
現状維持バイアスとは変化によって得られる可能性がある「得(リターン)」よりも、それにより失う可能性のある「損失(リスク)」に対して、過剰に反応してしまう傾向のこと。
出典:現状維持バイアス、変化を恐れる人間の心理とは?
私たちの脳って、狩をしていた時代からほとんどアップデートされいないと言われているの。その時代、住む場所を変えたりすることって大きなリスクがあった。だから変化に対して敏感に感じるようになったの。遺伝子レベルで変化を恐れる生き物なのよね。
なので、未知である投資の世界へ足を踏み入れることは、簡単なことではない。
しかも私たちはお金の教育を受けていないでしょ。そりゃ投資を始められない人が多いのも当然だと思うわ。
私も投資を本格的に始めるまで、幾度となく挫折したので、気持ちは痛いほど分かるの。
貯金さえ出来ていれば良いという考えが根付いている
日本人は貯蓄好きというのは、日本に住んでいる私たちなら理解できる話よね。
よく両親や祖父母に「貯金しなさい!」と言われて育ってきた私たちですもの。
統計的にも、日本人の貯蓄率は他の先進国に比べても多く、投資に回している割合はとても少ないの(下記図の赤枠が投資に回している割合)。
下の図は、日銀が発表した日米欧の家計金融資産の構成比よ(2018年3月末時点)
日本は半分以上が預貯金という割合に。投資をしている人が少なく、貯蓄に回している人が多いということ。
昔はね、それで良かったの!
なぜなら、金融機関の利息が高かったから。
たとえば、ゆうちょ銀行、一番いい時で利息が8%あったの。100万円預けていれば、1年後に108万円になっている。銀行に預けておくだけでお金が増えるなら、そりゃ預金するわよ。年配の方達は、この経験があるからこそ「貯金しなさい!」と言うのよね。
でもね、残念ながら現在の預金金利の利息は、定期預金で0.01%(銀行によっても変わります)。
それに、インフレでお金の価値はどんどん下がっていく(インフレについての詳しい説明はコチラの記事へ)。
お金の価値は下がり続けるのに、お金を増やす努力をしなければ、将来悲しいことになってしまうわ。
だから、貯金をしているから大丈夫!と言う考えをお持ちなら、一旦見直してみましょう。
何かあった時のために、生活防衛資金(最低でも3ヶ月〜6ヶ月の生活資金)を貯蓄しておくことはとても重要。
それ以外の余力のある資金は積極的に投資に回すようにするといいわ。
投資をするのはお金持ちだけだと思っている
投資ってお金がないと出来ない、お金持ちのすることって思っていないかしら。
これは、合っているようで違うのよ。
確かに、投資資金が潤沢にあるお金持ちは、投資において有利。投資で生計を立てている人などは、投資元本(投資をする元のお金)が多くあるから出来ることなのよね。
でもね、そこを目指さなくても投資は可能よ。今は100円から投資ができる時代(証券会社によって変わります)。お金を使わない、ポイント投資というものもあるわ。
それと、投資元本を多く持っていない私たちが、投資で利益をあげるには「時間」を味方につけることが重要。
資産を増やすための公式をまず見て↓
資金 × 利回り × 年数 × 知識
資金の少ない私たち個人投資家は年数(時間)を味方につけるのが一番効率的なの。
そう言う方は、まずは収支の見直しをするべきよ。日頃何にお金を使っているか把握しているかしら?もししていないのであれば、無駄な出費がきっとあるはず。それを投資資金に回すようにしてみてはいかがかしら?
お金を貯めるのが苦手な方はこの記事も参考にしてみてね。
投資は怖いと言う思い込みがある
投資をしたくても出来ない理由のひとつに、投資は怖いと言う先入観があるのではないかしら。確かに、投資で失敗したり破産した人の話を聞くと、やっぱり投資はやめておこうってなるわよね。
確かに投資は必ず資産が増えるとは言えないし、投資にはリスクがつきもの。
でもね、ちゃんとした知識があれば投資は怖くないし、資産を増やすことは可能。
先ほどもお伝えした「時間」を味方につけて、コツコツ長期投資をしていれば、預貯金よりは必ずお金は増えるわ!
さて、ここまで投資を始められない理由をお伝えしたけれど、何か当てはまる項目は合ったかしら?
- 現状維持を求める傾向がある
- 貯金さえ出来ていれば良いと思っている
- 投資をするのはお金持ちだけだと思っている
- 投資は怖いと思っている
最初の項目である、現状維持バイアスはどの人にも当てはまるわね。
人間は現状維持を好む生き物。ではなぜ、投資をする人としない人がいるのか。
日本人は特に、お金の教育を受けていなかったため、投資に関しては日本国民ほぼ全員が未知の世界なはずでしょ。
投資をする人としていない人の差は、それぞれ投資をしなくてはいけないと思うタイミングが違うから。そしてほんの少しの行動を起こせるか、の違いだと思うの。
きっとこの記事を読んでくれているあなたは、投資をしなければいけないと思っているはず。ここから行動するかしないかはあなた次第。
でね、ひとつ大事なことをお伝えしておくと、今の時代は投資をしないことの方がリスクだし、投資をしていないことは、時代遅れになりかねないのよ。
ちょっと衝撃的な発言に思えるかもしれないけど、なぜそう言えるのか、次の章で解説するわね。
投資をしないことは時代遅れ⁈
現代は投資をしないことの方がリスクと言われている時代。投資をしていないと時代遅れと言われる理由は以下の通りよ。
- 政府も積極的に投資を推奨している
- 既に多くの人が将来に備え、投資を始めている
- 学校の義務教育で投資の授業が始まる
政府でさえ、iDeCo(イデコ)やNISAなど、税優遇を用意して国民に投資をして欲しいと対策を講じているわ。
そして既に多くの人が将来に備え、投資を始めている。
楽天証券の今年(2020年)3月の新規口座開設数が過去最多を記録したことは、記憶にも新しいのではないかしら?しかも、その同月に口座開設した人の7割が投資未経験者だったとか。
今まで投資をしたことのない人でも、投資を始めているの。
そして、これからは投資は学校で学ぶ時代が到来するそうよ。学習指導要領によると、2022年度から学校で金融教育が行われるようになるとか(「学習指導要領」の改訂により)。
「金融リテラシー・マップ」
「最低限身に付けるべき金融リテラシー」を、年齢層別(小学生~高齢
者)に、体系的かつ具体的に記したもの。
出典:金融庁 金融経済教育について
小学生から投資の勉強を始める時代になりつつある。
私たち、投資の勉強を学校で受けていない世代は自分で学んで、実践していく必要があるの。いま始めないと、時代に取り残されてしまうわ。
時代に取り残されるだけならまだいい。でもね、将来のお金の不安に繋がることだから、できるだけ早く投資や投資の勉強を始めることをオススメするわ。
まずは小さな一歩を
そうは言っても、投資は難しそうだし、何から始めていいのか分からない。
それは真っ当なご意見。まずは小さな一歩でいい、投資に関する本を読んだり、ブログ記事を読んだりしてみてください。
私もそうやってスタートしたの。最初は分からないことだらけで、頭がパニックになるけれど、慣れてくると投資をするのが楽しくなるから大丈夫!
私が魂を込めて書いたこの記事も参考にしてみて。
それと、投資の知識を手っ取り早く身につけたいのなら、無料のセミナーに参加するのもオススメよ。オンラインで参加可能なのでお家にいながら、数時間で投資の知識が身につけられるわ。
そして最近、投資初心者向けにメルマガを開始。
タイトルがコチラ↓
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私の実体験を踏まえ、どうしたら資産を増やせるのか、7日間に渡ってレッスンを行うメルマガを作成しました。ブログでは書ききれない内容なども盛り込んでみたわ。需要あるかしら。。?
まとめ
告知も済んだことだし。笑
今回は、投資をしないことは時代遅れになる理由や、投資をしない原因とそれに対する解決策を深掘りしてみたけれど、参考になったかしら。