つみたてNISAを始めるにあたって
- 投資商品の違いが分からない
- どれに投資をしていいのか分からない
そんな悩みをもつ方は多いんじゃないかしら。
あなたの大切なお金、どこに投資するのか、しっかり理解して、自分で選べるようになって欲しいわ。
この記事では、つみたてNISAの商品の選び方を徹底的に解説。
この記事を読み終える頃には、どの商品を自分が選ぶべきか、自分自身で選択できるようになっているはず。
選び方ガイド
詳しい内容を話す前に、どう選ぶべきなのか、結論を先にお伝えしておくわね。
STEP.1 投資方法はインデックス一択
STEP2. インデックスの中でも、注目すべきポイントは①純資産と②手数料
STEP3. オススメは「米国株」か「世界株」
それぞれ詳しく解説していくわね。
選ぶべきはインデックス
現在、楽天証券で購入可能な、つみたてNISAの商品数は約150種類。
この約150種類の中から、良い投資先を選んでいくんだけど、大まかに分類すると…
- インデックス型
- アクティブ型
- バランス型
この3つに分けられるの。
インデックスとは、ある指数(例えば日経225やS&P500など)に連動した動きを目指す投資手法のこと。
アクティブとは、インデックスよりパフォーマンスの高いものを目指す投資手法のこと。
バランスとは、国内外の株式や債券、REITなど、複数の資産に投資する手法で、リターンは少ないが、リスクも低い、安定した投資方法のことをいうの。
確かに、つみたてNISAのアクティブファンドには有名なものもあるわ。ただ、それほど大したことないの。
なぜなら、ファンド(投資商品)の資産額が大きくなると、買えるものが大型株になってしまって、結局インデックスと変わらなくなってしまうから。
しかも、一般的にアクティブファンドはインデックスファンドより手数料が高いのよね。
バランスファンドは、比較的安定と言われているけれど、つみたてNISAのように非課税で運用ができる口座では、高いリターンが期待できるものを運用する方が有利よ。
そうね。ただ、つみたてNISAを始める人の多くは、非課税期間20年をマックスで使いたい人が多いでしょ。
長期投資のメリットは、複利の効果とドルコスト平均法が働くことなの。
リターンの低いバランスファンドを非課税で運用できる口座で運用するのは、もったいないわ。
それと、今って、マイナス金利の時代でしょ。
いつの日か、日本のマイナス金利が解除されて、金利が正常化し始めると、日本の長期国債の利回りは上昇、その時に、国内債券を組み入れた資産は大きく下がるの。
国内債券を含めたバランスファンドは、もはや安定とは言えないのよね。
注目すべきポイントは①純資産額と②手数料
下の画像は楽天証券で取り扱っている、あるファンドの情報よ。
ここでチェックするポイントは、
- 純資産額が大きいかどうか
- 手数料(管理費用)が低いかどうか
純資産総額はファンドの価値そのものだからね。
手数料は低いほうがお得、というのはすぐ理解できるわよね。
この2点をポイントに投資先を選んでみてね♪
オススメは「米国株」「世界株」
なぜなら、過去の実績がいいから。
過去10年 平均利回り13%
過去30年 平均利回り10%
過去10年 平均利回り10%
過去30年 平均利回り7%
S&P500とはアメリカの代表的な株価指数。上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を基に算出
そう言うと思ったわ。笑
確かに過去の実績を見ると、米国株を選ぶべきと思うわよね。ではなぜ、私が米国株一択と言わないのか。それには理由があるの。
なぜなら、米国株の上昇がこの先ずっと続くのか、誰にもわからないから。
実はね、30年ほど前は、日本の時価総額は米国の約1.3倍あったの。世界株のシェアも日本は40%あった。でも現在は7%程度にとどまっているわね。
世界株の足を引っ張ったのは日本とも言われているの。
日本がイケイケだった当時、アメリカの専門家も「アップルなどのアメリカの会社は、日本を見習わないとダメだ。」と言っていたそうよ。
当時の専門家も今起こっている逆転現象を予想できなかったのよね。
今、現状で見ると確かに米国株はオススメ!ただ、大きい視野で捉えると、世界株という選択肢もありなの。
因みに、つみたてNISAで購入可能な世界株にも、種類がいくつかあるけれど、その選び方のポイントもあるわ。詳細は、以下の記事で確認してみてね。
まとめ
つみたてNISAの商品の選び方について説明したけれど、どうだったかしら?
- 投資方法はインデックス一択
- 純資産額と手数料をみて判断
- オススメは「米国株」と「世界株」
- 現状選ぶなら「米国株」
- 大きく広い視野で見ると「世界株」
- 何を選ぶかはあなた次第