ドル・コスト平均法
ドル・コスト平均法は、投資方法の1つなの。
横文字を並べられると、なんだか難しい言葉に聞こえるよね〜!
でもそんなことないのよ。ドル・コスト平均法を日本語に直すと「定額購入法」と言えるの。
どんな仕組みでメリットやデメリットは何なのか。
ドル・コスト平均法
株などの値動きがある資産に投資するとなると、いつ買うべきが迷ってしまうわよね。
特に投資初心者だと自分で判断するのは難しいんじゃないかしら。
そんな時「ドル・コスト平均法」という投資方法を利用するのも1つの手なの。
ドル・コスト平均法(英: dollar cost averaging)とは、株式や投資信託などの金融商品の投資手法の一つ。定額購入法ともいう。金融商品を購入する場合、一度に購入せず、資金を分割して均等額ずつ定期的に継続して投資する。
出典:Wikipedia
要は「タイミングを分散する」ということ。リスクを軽減することにもなるの。
例えばあなたが「りょうこ株式会社」の株を予算3,000円で購入する場合を想定するね。
りょうこ株式会社の値動きは下のように変化すると仮定。
1ヶ月目 | 500円 |
---|---|
2ヶ月目 | 250円 |
3ヶ月目 | 400円 |
グラフにするとこのようになるわね。
りょうこ株式会社の株を1ヶ月目にまとめて購入する場合と、毎月1,000円ずつ購入する場合を比較してみるとどうなるかしら。
※時価総額は保有株数×3ヶ月目の株価(400円)
もちろん実際の相場がこのように動くとは限らないけど、
ドル・コスト平均法では「安い時には多く買い、高い時には少なく買う」ことになるので結果的に購入価格が安定することが期待できるの。
メリット・デメリット
ドル・コスト平均法にもメリット・デメリットがあるのよ。
ドル・コスト平均法のメリット
- 相場の変動に一喜一憂しなくてすむ
- 少額から投資できる
- 平均取得単価を下げることができる
- 初心者でも実践しやすい
- 毎月自動購入だから売買のタイミングを考えなくて良い
ドル・コスト平均法のデメリット
- 短期売買に不向き(そもそも短期向きの投資方法ではない)
- 購入のたびに手数料がかかる場合がある
- 安価な時に大量に購入することが出来ない
メリット・デメリットそれぞれあるけれど、
- リスクを抑えられること
- 少額から始められること
を考えると初心者にはオススメの投資方法と言えるわね。
ただし、続けないと意味がないことに注意よ!
まとめ
ドル・コスト平均法について解説したけれど理解は深まったかしら?
あ、因みに「ドル・コスト」という名前からドル建ての際に使う用語と思われがちだけど、そうではないのよ。方法の名称だから円建てでもドル・コスト平均法と呼ぶの。
そして、ドル・コスト平均法は最善ではないという声があることは確か。
投資する目的や方法は人それぞれだから、ベストなものは自分で選んでいくべきなの。自分で投資商品を選ぶ際の参考に「ドル・コスト平均法」ぜひ覚えておいて。