投資で失敗しないためにも、お金の知識は身につけておいた方がいい。
よく言われている事でもあるし、私もこの意見には大賛成。
でも投資の知識が全くない初心者であれば、何から始めていいのか、どこを目指したらいいのか分からないのではないかしら(実際私もそうだった)。
投資の勉強を始めるには、投資やお金に関連する資格習得を目指すのもオススメの方法よ。
投資の知識を勉強して実際の投資に役立てたり、スキルアップのために資格取得をしたり。目的はそれぞれ違うと思うけれど、投資の勉強と資格取得は相性がいいと私は思っているわ。
実際私も簿記3級とFP2級の資格勉強をしてきて、思っていたよりも勉強になる事が多かったの。
なぜオススメなのかと言うと、資産を運用する上で必要な知識が身に付くから。
この記事では投資(資産運用)をする際に役立つ資格を紹介していこうと思うわ。
- 資産形成全般に役立つ資格が何かわかる
- 株式投資に役立つ資格が何かわかる
- 不動産投資に役立つ資格が何かわかる
- 投資信託をする際に役立つ資格が何かわかる
- それぞれの資格から何を学べるかが理解できる
- それぞれの資格の合格率や勉強時間の目安がわかる
Contents
金融系の資格はこんなにある
実はお金に関する資格はとても多いの。
- ファイナンシャルプランナー
- 日商簿記検定
- 税理士
- 公認会計士
- アクチュアリー
- 証券外務員
- 証券アナリスト
- ビジネス会計検定試験
- 貸金業務取扱主任者
- DCプランナー(企業年金総合プランナー)
- CFA協会認定証券アナリスト
- 金融窓口サービス技能検定
- 預かり資産アドバイザー
- 保険販売
- 相続アドバイザー
- 外国為替
- 電子会計実務検定
- 経理・財務スキル検定(FASS検定)
- 金融リスクマネジメント
- 金融コンプライアンス・オフィサー
これは一部であって、全てではないわ。沢山ありすぎてどれを選べば良いのか分からないわよね。
そこで、この20種類の中から、投資先カテゴリ別に7つのオススメ資格を紹介したいと思うわ。
4つのカテゴリに分けて紹介していくわね。
- 資産形成全般を一通り学べる資格(2つ)
- 株式投資に役立つ資格(2つ)
- 不動産投資に役立つ資格(2つ)
- 投資信託の商品を選ぶ際に役立つ資格(1つ)
資産運用全般を一通り学びたいならこの資格
ここで紹介する資格は2つ
- ファイナンシャル・プランナー(FP)
- 投資診断士
それぞれの資格の特徴・何が学べるのかなど、詳しくみてみましょう。
資産計画を自分で考えられるようになる【ファイナンシャル・プランナー(FP)】
人生の夢や目標をかなえる為の資金計画を立てる、お金のエキスパート。
ファイナンシャルプランナー(FP)の資格勉強をすると、こんな内容が自分で解決できるようになれるわ。
- 家計管理
- 老後の生活設計
- 教育資金
- 年金・社会保険
- 資産運用
- 住宅資金
- 税制
- 保険
- 介護・医療
- 相続・贈与
ファイナンシャルプランナーの資格には大きく分けて3種類あるの。
国家資格である「FP技能士(1級〜3級)」と、民間資格の「AFP」「CFP」の3つよ。民間資格である「AFP」「CFP」はNPO法人・日本FP協会が認定する資格なの。
難易度は1級FP技能士とCFPが、2級FP技能士とAFPが同等の水準となっているわ。
仕事としてFPでやっていきたいのであれば、1級FP技能士やCFPを目指すと良いでしょう。
個人投資家など、自分のライフプランの為であれば2級FP技能士を勉強するのがオススメよ。
2級であれば独学で受かることも出来るので、負担なく勉強することが可能。
ファイナンシャルプランナーは幅広い知識が学べる
ライフプランに関わるお金って、幅広いわよね。その一通りを学べるのがファイナンシャルプランナー(FP)の資格試験。
資産運用を行う際は、目的に応じて適切な投資方法を選ぶ必要があるわ。ファイナンシャルプランナーの資格勉強では、様々なライフシーンに合わせた投資手法を選ぶ手段を身に着けることが出来る。
なので、出題される範囲は幅広いの。
資格試験で問われるのは、以下の6つのパート。
ライフプランニング と資金計画 | 資金計画やライフイベントに関わる法令などを学ぶ |
---|---|
リスク管理 | 様々な保険の仕組みや法令を学ぶ |
金融資産運用 | 様々な投資商品の特徴や運用方法、法令を学ぶ |
タックスプランニング | 税金の仕組みや法令を学ぶ |
不動産 | 不動産取引きを行うこと上での知識を学ぶ |
相続・事業承継 | 相続・事業継承の仕組みや、法令を学ぶ |
3級FP技能士、2級FP技能士共にマークシート式の学科試験と、記述式の実技試験があるわ。
2級の実技試験では、債券の利回りの計算や、PERやPBRの計算と言った債券投資や株式投資をする際に役に立つ計算問題も出題されるので、投資家を目指す方にとっても取っておいて損はない資格になっているの。
ファイナンシャルプランナー(FP)の合格率や勉強時間は?
今回は個人投資家の資産運用に役に立つ、2級FP技能士の合格率や勉強方法をご紹介するわね。
2級FP技能士は学科試験と実技試験の2種類があるわ。どちらにも合格しないと2級FP技能士の資格は取得できないので、どちらも受かるようにしましょう。
ちなみに、どちらか1つだけ受かると、次回試験の際合格した試験に関しては免除してもらうことが可能よ。
試験は金融財政事情研究会と日本FP協会、2つの団体で受けることが可能。
受検料 | 4,200円 |
---|---|
出題形式 | マークシート形式(4答択一式)60問 |
試験時間 | 120分 |
合格基準 | 60点満点で36点以上(6割) |
合格率 | 20〜40%(FP協会の学科試験の合格率の方が、金財より高い) |
実技試験には5つの種類があり、受ける団体によって受けられる科目が変わるので、自分の得意な分野や、勉強したい分野がある団体に申し込みをしましょう。
団体名 | 金財 | 日本FP協会 |
---|---|---|
科目 | 個人資産相談業務、生保顧客資産相談業務、損保顧客資産相談業務、中小事業主資産相談業務、4つのうちから1つ選択 | 資産設計提案業務 |
受検料 | 4,500円 | 4,500円 |
出題形式 | 実例形式5題(15問) | 記述式40問 |
合格基準 | 50点満点で30点以上(6割) | 100点満点で60点以上 (6割) |
合格率 | 30〜50%(科目によって差がある) | 50〜60% |
2級FP技能士の試験に合格するには、一般的に300時間勉強が必要と言われているわ。毎日2時間勉強して約5ヶ月。
ただ、私はかなり少ない勉強時間で合格圏内まで点数を持っていくことができたわ。約3週間ほどでFP2級の資格試験に合格することが出来たの。その方法は下記の記事でまとめたので、興味のある方は参考にしてみてくださいね。
投資商品の選定方法などが習得できる【投資診断士】
一般社団法人投資診断協会が主体となり実施されている資格試験。
投資診断士とは
投資を検討している方、投資を検討しているが踏み出すのが怖い方、投資で後悔したくない方、そういった方々に投資について啓蒙をしていくための資格です。
出典:投資診断協会HP
2019年3月から開始された比較的新しい資格試験よ。
試験内容はFPより実践的?FPとの違いは?
投資診断士の資格試験は、ファイナンシャルプランナー(FP)の資格試験より、更に投資よりで実践的な内容になっている。
【主な研修項目】
- 投資診断協会 基本理念
- 投資に関する基礎知識
- 投資商品について(株式、債券、投資信託、生命保険、不動産投資、FX、派生商品(デリバティブ)、代表的な貯蓄型投資商品、現物投資、暗号資産(仮想通貨)など)
- 制度投資(確定拠出年金、NISAなど)
- ポートフォリオの考え方
- 投資診断士Ⓡとは
投資に関する基礎知識や、投資商品について詳しく学べるので、実際の投資に活かすことができる、と言えるわね。
画像出典:投資診断士公式HP
投資診断士の合格率や勉強時間は?
投資診断士の合格率は残念ながら公表されていないので、把握することはできなかったわ。
ただ、投資診断士の合格率は高いのではないかと推測できるわ。
なぜなら、投資診断士の資格を受けるに当たっては、研修教材(テキスト1冊、研修動画360分)の購入が必須となるの。投資について全く無知な人でも、受講可能と記載してあったことから、研修教材を勉強すると、資格にも合格できる確率が高くなる、と言えるわ(あくまでりょうこ的推測)。
新しい試験だけに、どれくらいの勉強量が必要なのかも分からないのだけれど、試験のレベル的にFP3級と同等レベルとの噂もあることから、おおよその勉強時間は80〜120時間くらいと言えそうね(こちらもあくまで推測)。
ちなみに資格取得にかかる費用はこちら。
研修受講料 | 33,000円(税別) |
---|---|
資格試験料 | 10,000円(税別) |
合計 | 43,000円(税別) |
更新料 | ¥20,000-(税別) ※試験合格から2年更新です。 |
投資商品のことを多く学べる点はこの資格のいいところ。デメリットとしては、費用がかかってしまうことかしらね。2年毎の更新費用がかかること、そして「更新の際には再度更新確認試験を受講して頂く予定」と記載しているので、更新の際には改めて勉強し直す必要がありそうね。
ここで紹介する資格は2つ
- ファイナンシャル・プランナー(FP)
- 投資診断士
それぞれの資格の特徴・何が学べるのかなど、詳しくみてみましょう。
株式投資に役立つ資格
ここで紹介する資格は3つ
- 日商簿記
- 証券外交員
それぞれの資格の特徴・何が学べるのかなど、詳しくみてみましょう。
企業の成績表が読めるようになる【日商簿記】
簿記の資格もFPと同様に知名度のある、人気の資格よね。
それはね、日商簿記を勉強することで、企業の業績を自分で判断できるようになるからよ。
簿記を勉強することで、貸借対照表・損益計算書が理解できるようになるの。
- 貸借対照表:一定時点における企業の資産、負債及び資本の状態(財政状態)を示す計算表(B/Sと略される)。
- 損益計算書:一定期間の収益と費用を明らかにし、企業の経営成績を報告する計算書(P/Lと略される)。
株式投資を行う投資家は、決算報告書に目を通しているの。決算報告書は、会社の1年間の成果をまとめた「成績表」のようなもの。
この成績表をもとに、優良企業を見つたり、自分が投資している企業の傾向を掴んだりしているの。
決算報告書には様々な種類があるんだけど、必ずチェックすべきなのが、貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書なの。この項目が学べるのが簿記の資格試験勉強なの。
日商簿記の勉強内容は?
では、どんなことを学べるのか、資格試験で出題される項目がこちら。
仕事で利用しない限り、1級を取る必要はないので、今回は2、3級の科目を記載。
- 簿記の基本原理(2〜3級共通)
- 諸取引の処理(2〜3級共通)
- 決算(2〜3級共通)
- 株式会社会計(2〜3級共通)
- 本支店会計(2級)
- 連結会計(2級)
- 工業簿記の本質
- 原価
- 原価計算
- 工業簿記の構造
- 材料費計算
- 労務費計算
- 経費計算
- 製造間接費計算
- 部門費計算
- 個別原価計算
- 総合原価計算
- 標準原価計算
- 原価・営業量・利益関係の分析
- 原価予測の方法
- 直接原価計算
- 製品の受払い
- 営業費計算
- 工場会計の独立
3級は商業簿記のみなので、比較的合格しやすいけれど、2級になると工業簿記も追加されるので、難易度が勉強項目が増えるわ。
2級 | 3級 | |
試験科目 | 商業簿記 工業簿記(原価計算を含む) 5題以内 | 商業簿記 5題以内 |
試験時間 | 120分 | 120分 |
合格基準 | 70%以上(7割) | 70%以上(7割) |
合格率 | 約25% | 約45% |
受検料 | 4,720円 | 2,850円 |
日商簿記の資格取得勉強時間は?
簿記の資格試験に必要な勉強時間はこれくらいと言われているわ。
- 日商簿記3級:50〜100時間
- 日商簿記2級:150時間〜200時間
私は、日商簿記3級の資格を持っているけれど、勉強は思ったより楽しかったわ。何が楽しいって、計算してピタッとあった時の爽快感!ちなみに、算数や数学は特別好きだったという訳ではないわ。笑
まずは基礎を身につけなければいけないので、資格を受ける際は飛び級をせず、3級から受けていくことをオススメするわ。
金融商品を取り扱える【証券外務員】
証券外務員は、金融機関で金融商品取引業務を行う人のことで、その人たちが取得する資格のことよ。証券外務員は金融商品を扱う営業を行う際には必須の資格となっているの。
証券外務員には、一種と二種があり、二種だけでは取り扱う金融商品が制限される(主に現物商品に限られる)が、一種だと信用取引やデリバディブ商品などの取り扱いが可能になるわ。
勉強できる科目は以下の通りよ。
〔法令・諸規則〕
・金融商品取引法及び関係法令
・金融商品の勧誘・販売に関係する法律
・協会定款・諸規則
・取引所定款・諸規則
〔商品業務〕
・株式業務
・債券業務
・投資信託及び投資法人に関する業務
・付随業務
・デリバティブ取引(一種外務員資格試験のみ)
〔関連科目〕
・証券市場の基礎知識
・株式会社法概論
・経済・金融・財政の常識
・財務諸表と企業分析
・証券税制
・セールス業務
一種 | 二種 | |
出題形式 | 〇✕方式及び五肢選択方式 | 〇✕方式及び五肢選択方式 |
試験時間 | 2時間40分 | 2時間 |
合格基準 | 440点満点の7割(308点)以上 | 300点満点の7割(210点)以上 |
合格率 | 約65% | 約65% |
受検料 | 9,880円(税込) | 9,880円(税込) |
証券外務員の勉強時間は?合格率は比較的高い⁈
証券外務員の資格試験に必要な勉強時間はこれくらいと言われているわ。
- 一種:約100時間
- 二種:約40時間
一種も二種も合格率約65%と、他の資格に比べると合格率が高いのが、証券外務員の特徴。なぜなら、試験の7割が〇✕方式だから。しかし、勉強しないと受からない資格であることには間違いないわ。
株の勉強でオススメした証券外務員の資格勉強ですが、確かに株の取引に役立つ内容を勉強できるけれど、金融機関で勤める人向きの資格であるため、株以外の内容も勉強しなければいけません。
不動産投資に役立つ資格
ここで紹介する資格は2つ
- 宅地建物取引士
- 不動産実務検定
それぞれの資格の特徴・何が学べるのかなど、詳しくみてみましょう。
不動産投資の強い味方になり得る【宅地建物取引士】
通称「宅建」と呼ばれる、宅地建物取引士。その宅地建物取引士になるための資格試験(国家試験)が宅地建物取引士資格試験なの。
宅建で学べる内容が以下よ。
- 権利関係(民法、借地借家法、不動産登記法、建物区分所有法)
- 宅建業法(宅地建物取引士の報酬に関する制限や、罰則等について)
- 法令上の制限に関するもの(都市計画法、建築基準法、国土利用計画法、農地法、宅地造成等規制法、土地区画整理法など)
- 税金関係(税法、不当景品類及び不当表示防止法、住宅金融支援機構法、地価公示法)
宅建を持っていると不動産投資で有利になる点は3つ。
- 重要事項説明書の内容が理解ができる
- カモにならずに済む
- 不動産トラブルの防止ができる
- 取引相手からの信用力が増す
物件の売買の際に必要な、重要事項説明書。専門的な内容も含まれており、理解できない場合が多いが、宅建の資格を持っていると、この重要事項説明書を的確に理解することが可能に。
また、宅建を持っていることで「法律に詳しい人」と認識され、カモにならずに済んだり、取引相手からの信用力がまし、交渉がうまくいく可能性も高くなるわ。
確かにこの資格を持っていると不動産投資でのメリットはある。ただ、試験内容を見てもらうと分かる通り、宅建の資格取得には膨大な範囲の科目勉強が必要。合格率も低い資格試験なので、不動産投資をするからと言って必ず取る必要はないと思うわ。
宅建 | |
出題形式 | 50問・四肢択一式による筆記試験 |
試験時間 | 2時間 |
合格基準 | 毎年変動(おおよそ50問中37問で合格) |
合格率 | 約15% |
受検料 | 7,000円 |
宅建の勉強時間は?
宅建の資格取得にかかるおおよその時間は、
- 250〜350時間
合計で7割ほど正解したらいい試験なので、自分の得意分野を伸ばしたり、戦略を立てて勉強するのもいいかもしれないわね。
より実践的な内容が身に付く【不動産実務検定】
日本不動産コミュニティーJ-RECが母体となって行っている民間の資格試験。
J-RECの不動産実務検定®は、健全な経営を実現したい大家さん、これから不動産投資によって安定した将来を実現したい方、また、より高度なコンサルティング技能を身につけ顧客に安心したサービスを提供したい建築不動産関係の方のために不動産運用にまつわる実践知識を体系的に網羅した日本初の不動産投資専門資格です。
出典:J-REC公式HP
不動産実務検定には、1級・2級の技能検定と、2つの技能検定に合格したものだけが受けられる、マスター認定があるの。
マスター認定は、講座を開講できたり、地域のインストラクターとして活躍したりできるそうよ。不動産投資を始めたい個人投資家であれば、技能検定まででいいのではないかしら。
ちなみに、1級と2級で学べる内容は以下の通りよ。
- 不動産実務検定とコンプライアンス(法令・倫理遵守)
- 社会経済の変化と今後の賃貸経営
- ライフプランニングと不動産投資
- 不動産の税務
- 事業収支計画
- 消費税
- デッドクロス
- 不動産に関わる税金
- 不動産購入の実務 ステップ
- 不動産関連法規
- 借地取引き など
他詳しい内容はこちらから
- 不動産実務検定とコンプライアンス
(法令・倫理遵守) - 社会経済の変化と今後の賃貸経営
- 不動産投資のメリットとデメリット
- ライフプランニングと不動産
- 不動産関連法規
他 詳しい内容はこちらから
受験方法は下記の通りよ。
画像出典:J-REC公式HP
1級 | 2級 | |
合格基準 | 7割以上の正答 | 7割以上の正答 |
合格率 | 約45% | 約65% |
受検料 | 87,800円(別途消費税) (内訳:受講料、テキスト代、送料、受験チケット) | 36,800円(別途消費税) (内訳:受講料、テキスト代、送料、受験チケット) |
12時間の認定講座をしっかり受け、復習をしていれば合格可能なのではないかしら。
デメリットとしては、どちらも受けるとなると受検料が負担になることね。不動産投資をするには確かに勉強は必要だけど、必ずしも資格を取得しなければいけないということはないので、ご参考程度に。
投資信託の商品を選ぶ際に役立つ資格
最後に、投資信託をする際に役立つ資格について。
投資信託の幅広い知識が身に付く【投資信託3級】
投資信託3級は銀行業務検定試験のひとつよ。投資信託2級もあるけれど、2級は記述式のみなので難易度がグッと上がるわ。個人投資家であれば、3級で十分ね。
学べる内容は以下よ。
- 投資信託の分類
- 構成機関の資格・役割
- 分配金や解約金、その際の税金計算
- 各分類ごとの特色、組入資産や取引内容の制限
投資信託3級 | |
出題形式 | 四答択一式 30問(各2点) 事例付四答択一式 20問(各2点) |
試験時間 | 150分 |
合格基準 | 満点の60%以上(試験委員会にて最終決定) |
合格率 | 約38% |
受検料 | 4,400円(税込) |
この資格のオススメできるところは、投資信託の基本から応用まで出題範囲が広いので、その分、投資信託に関する知識が身につけれるところ。
資格だけではない、投資の知識を学ぶならまずはコレ
資産運用を行う上での勉強方法は、資格取得だけではないわ。
私が張り切って書いたこの記事↓もぜひ参考にしてみてね。
上記の記事では以下の内容に答える内容となっているわ。
- なぜ投資をしなければいけないの?
- 投資に勉強は必要?
- どんな順番で投資の勉強をしたら良いの?
- 投資をする前に知っておくべきことは?
- 勉強時間が少なくても出来る投資はあるの?
- 投資の種類は?
まとめ
今回は、資産運用をする際に役立つ資格を7つ紹介したけれど、挑戦してみたいと思った資格はあったかしら?
スキルアップのためにも、投資家としてのレベルアップのためにも、ぜひ資格試験を活用してみてくださいね♪