投資初心者なら知っておきたい分散投資とポートフォリオ

資産運用の勉強を進めていくと「ポートフォリオ」という言葉をよく耳にするんじゃないかしら？

就職活動の時に提出する作品集みたいなものでしょ。

りょうこ

それもポートフォリオと言うわね。
金融・投資用語としてのポートフォリオは別の意味があるのよ。

投資初心者なら知っておきたいポートフォリオについて説明するわね。
※今回は具体的なポートフォリオの組み方ではなく、言葉の意味だけよ。

ポートフォリオとは

金融・投資用語としてのポートフォリオとは保有している資産の構成内容（資産の組み合わせ）のこと。つまり、様々な種類の資産に分散投資しているその中身（資産の種類や比率）のことをいうの。

例えば、預金◯％、株◯％、不動産◯％…
といったようにね。

そして資産を具体的に組み合わせたものを「アセットアロケーション（資産配分）」と言うの。リスクとリターンの配分を調整する資産運用や投資の戦略のことなのよ。

りょうこ

もちろん最初から戦略的にポートフォリオを組むのは難しいけれど、言葉の意味を知っておくことも大事。

分散投資の格言

分散投資の意義を言い表す格言があってね。

資産運用の際、分散投資をすることで運用リスクをできるだけ低減させることを見事に表しているのよ。

その格言がこちら

どのような意味かと言うと、

卵を一つのカゴに盛ると、そのカゴを落とした場合、全部の卵が割れてしまうかもしれない。

でも、卵を複数のカゴに分けて盛れば、そのうちの一つのカゴを落としカゴの卵が割れて駄目になったとしても、他のカゴの卵は影響を受けずにすむということ。

資産も一緒で、特定の商品だけに投資をしておかないこと。複数の商品に投資を行い、リスクを分散させた方がよいという考えなのよ。

まとめ

どんなポートフォリオがいいのか、戦略的に組み立てるのは投資初心者には難しいけれど、

ポイントは以下の３つをしっかり把握することよ。

りょうこ

まずは「ポートフォリオ」「アセットアロケーション」という言葉の意味を頭に入れましょう。それじゃ。