投資をする時に気になるのが、投資をする事で得られるリターンよね。
投資を始めると、利率◯%や利回り◯%って言葉をよく耳にすると思うんだけど、
利率と利回りって違った意味なのはご存知かしら?
実は私も投資を初めた数年間、同じ意味と思っていたの。笑
だから、この記事を見たあなたはラッキー♪
これを機に、利率と利回りの違いを理解しましょう。
利率とは
利率とは、額面金額に対して毎年受け取る「利息」の割合のことなの。一般的に債券や預金に対して使われる言葉で、あらかじめ決められている収益をパーセンテージで表したものなのよ。
額面金額とは
額面金額は、債券1枚ごとの券面上に記されている金額で、額面×申込み単位で出された金額である。売買する際の最低単位のことをいう。
出典:野村證券 証券用語解説集
例えば、年利率3%の債券を100万円購入した場合、毎年受け取れる利子は3万円になるわ。
身近で言うと、定期預金では年率◯%や年利◯%と表示されているわね。
利回りとは
利回りとは、投資金額に対する「利息」も含めた年単位の収益の割合のことなの。投資商品を売買した時には生じる「売買損益」も含むのよ。利回りはリターンと言ったりもするわね。
例えば、額面金額100万円、年利率3%の債券を90万円で購入、償還まで3年の場合。
※実際の利回りでは税金等も考慮する必要あり
年利率3%に対して、利回りは7%という結果に。
そうね。
需要による買い取り価格で利回りは変わるの。
- 需要が増える→債券価格が上がる→利回りは下がる
- 需要が減る→債券価格が下がる→利回りは上がる
そして投資年数によっても利回りは変わるわね。
例えば複利運用した場合って、年を経るごとに利息も増えるでしょ。利回りは運用した年数分の利益の平均値になるから、変わるのは当然ね。
だからこそ、規定の期間運用することが大事。なぜなら、規定の期間より先に運用をやめてしまうと、当初想定していた利息よりも額が減ってしまう場合があるから。
まとめ
知っておくと投資する際に役立つ、利率と利回りの違いについて、理解は深まったかしら?
特に債券投資ではこの違いを知っておく必要があるし、利率ではなく利回りを見て判断することが大事よ。