このブログでも取り上げたことのある、お金のパーソナルトレーニング「bookee(ブーキー )」。
つい先日、社名変更が発表されたのはご存知かしら?
このタイミングでの社名変更、その意図は何なのか、カリキュラムに変更はあるのか、など。
りょうこ的考察をまとめたので、ABCashに関心のあるあなたはぜひ、チェックしてみてね。
そもそも何の会社?
ABCash(エービーキャッシュ、旧bookee)はお金についてパーソナルトレーニングを受けられるサービスなの。
言わばお金版ライザップね。
テレビ朝日『報道ステーション』やNHK『ニュース7』にも取り上げられたりと、今注目のお金を学べるサービスなのよ。
動画は2019年6月に報道された『報道ステーション』
人気の理由はプロに1対1で教えてもらえるところじゃないかしら。
まさにパーソナルジム、お金の筋トレと言えるわね。
驚きなのがその人気!
2018年6月にサービスを開始して以来、1年半でトレーニング受講者が累計3000名を突破しているの!
特にミレニアル世代の女性に支持されているのよ。
ミレニアル世代とは
2000年代に成人あるいは社会人になる世代。1980年代から2000年代初頭までに生まれた人をいうことが多く、ベビーブーマーの子世代にあたるY世代やデジタルネイティブと呼ばれる世代と重なる。インターネットが普及した環境で育った最初の世代で、情報リテラシーに優れ、自己中心的であるが、他者の多様な価値観を受け入れ、仲間とのつながりを大切にする傾向があるとされる。
出典:コトバンク
サービス名変更
メディアにも多く取り上げられていた「bookee」、2019年12月16日にサービス名を「bookee(ブーキー)」から「ABCash(エービーキャッシュ)」へ変更しているの。
プレスリリースでは、変更の理由?を以下のように記載していたわ。
今後の全国展開を見据え、より多くの皆様に知っていただけるよう、お金のABC(基本的なこと)を楽しく学べるサービスとして「bookee」から「ABCash」へとブランドを刷新しました。
出典:ABCashニュース詳細
代表の児玉隆洋さんは元サイバーエージェント
会社代表の児玉隆洋さんはサイバーエージェントの元社員。
「Amebaブログ」や「AmebaTV」などのメディア事業を担当していたそう。
同社では統括や局長などを歴任、サイバーエージェントを退職後に「株式会社bookee」を起業。
bookeeは、2018年2月にスタートして、「誰とやるか」を最も大事にする会社です。
(中略)「誰とやるか」はサイバーエージェントで学んだ最も大切な経営の考え方。
出典:STAGEインタビュー
経営にはサイバーエージェントで学んだことが活かされているのね!
その代表例がABCashの社内制度「リフレッシュフライデー」。
月に一度、普段は各店舗で活動しているメンバー全員が一同に集まり、一緒にランチを食べ、ワークをしたり、表彰する機会があるそうなの。
これはサイバーエージェントでも実際に行われている社内制度よね。
なぜ、このタイミングで社名変更?(りょうこの考察)
さて、疑問に思うのはなぜ、このタイミングでの社名変更なのか。
bookeeと言う名称で、
- メディアに多く露出
- 受講者3,000人越え
「bookee」と言う名称で、認知度は高くなってきているはず。
社名変更にはリスクが伴うわよね。
社名変更に踏み切ったヒントが、過去の社長のインタビュー記事にあったの(りょうこの憶測よ)。
まず、今回社名をこのように変更しているわよね。
「株式会社bookee」から「株式会社ABCash Technologies」
そもそも「bookee」の名前の由来は、英語の「book keep」。
そう。「bookee」では、家計簿管理を行って、お金の管理ができるようになり、投資体質へ改善する。と言うもの。
他のお金の学校とは違う、bookeeの強みは「家計簿管理をやってくれるところ」
セミナーレビュー記事でも、そう書かせてもらったわ。
で、今回「株式会社ABCash Technologies」に変わっているでしょ。
社名変更のポイントは「Technologies」にあると思っているわ。
なぜなら「クリエイティブテクノロジー本部」が新設されたから。本格的にフィンテック事業に乗り出し始めたと思うの。
2018年6月12日に更新された、STAGEのインタビュー記事にて、社長の児玉氏はこう語っていたわ。
STAGE編集部:世界でもフィンテックが進んでいますが、bookeeでもフィンテックに参入予定はあるのでしょうか?
はい、中長期ではその予定です。
チームにも、IT企業で活躍していたメンバーが多く、強みも活かせると思っています。ただ、我々bookeeがサービスを通して実現したいことは、お金の不安に終止符を打つことです。
それは真にユーザーのためになるサービスしか提供しない、ということです。
ですので、まずはリアルな場でのサービス提供に集中します。リアルな場でのサービス提供を進める中で、「この部分にインターネットを活用すると、より多くのユーザーに価値を届けられる」というポイントを自分たちで確信できたら、
そこからフィンテック領域に本格参入しようと考えています。
出典:STAGEインタビュー
これが私の出した結論よ(勝手に)。
サービス内容に変更はあるのか
プレスリリース情報では、会員向けアプリがリリースされるそうよ。
これまでスタジオやオンラインでマンツーマンで行なってきたお金の健康状態や浪費のクセを把握する独自トレーニング「マネードック」をアプリ化しました。
オンライン上で収支報告を行うことで、消費傾向が可視化、データ化され、より効果的なカリキュラムの作成や、きめ細やかなアドバイスが可能になります。
出典:ABCashニュース詳細
アプリの導入で、社員の人的リソースが確保されるのではないかしら。
そうなると、よりパーソナルで丁寧なマンツーマン指導が受けられるのでは、と私は思うわ。
その他のサービス内容に変更があるのかは、分かりかねるわ。
まとめ
「bookee」から「株式会社ABCash Technologies」へと大きく社名変更をした同社。
その意図を私なりに考えてみたけれど、参考になったかしら?
結論!
りょうこのセミナーレビューもぜひ、チェックしてね♪